BIRDMAN

About Us

BIRDMAN社について

BIRDMAN OY Inc.（以下、BIRDMAN社）は世界で最も有名なスカイダイビングのブランドで、世界でも有数のウイングスーツのメーカーとしても知られている。
BIRDMAN社は、1999年、ヘルシンキ、フィンランドにてプロスカイダイバー、起業家、冒険家でもあるヤリ・クオスマ氏（Jari Kuosma）によって設立された。 BIRDMAN社はスカイダイバーのためのウイングスーツを商品として初めて作った会社であり、企業として初めてウイングスーツを使用しての飛行指導及び飛行指導員の養成を実施している。1999年からBIRDMANファースト・フライト・コース（FFC）を、翌年にはBIRDMANインストラクターズ・コース（BMIC）を開設している。

空への挑戦（人間飛行）

1999年以前は、スカイフライング（人間飛行）は夢のまた夢とされており、人間が自力で空を飛ぶ＝「死」と考えられてきました。人類の長い歴史を通しても、重力に打ち勝ち、大空を飛ぶことが人類の最大の夢ではあったが、それを運良く生きて経験できた人は数少ない。ギリシャ神話のダイダロスやイカロスのように、古代以来、空を飛ぶ逸話や伝説が世界各地に数多く言い伝えられていますが、その結末は、現実同様、完全な失敗から大成功と様々な結果で終えている。
20世紀は「鳥人間」達の時代だった。飛行機の進化に伴い、飛行機から飛び降りる人々が現れてきた。故障機より自分の身を助けるために脱出する人々、また、ただ単に娯楽のために飛ぶ人々。楽しむ目的で飛ぶ人たちは、フリーフォール中に自身の制御が困難で、多くの場合、死亡または重傷を負うような結果に。彼らはフリーフォールをマスターしようと、空の支配者である鳥たちに助けを求め、真似をした。人間には無く、鳥が持っていたもの、それは「翼」だった。
多くの勇敢な人たち（カール・ローリン、トミー・ボイド、グレン・ソーン、ビクター・アンドロ、レオ・ヴァレンティーン、等々）はキャンバス生地から木材、金属、竹材、さらに羽根まで使って自分達の翼を作った。 彼らはBirdmen（バードメン）と呼ばれ、果敢に空へ挑戦した。そして、多くは散っていった。
かの有名なフランスのスカイダイバー（通称「Sky God」＝空の神様）、パトリック デ ギャルドン氏は、1990年代中ごろ、自作ウイングスーツで世界へウイングスーツの存在を浸透させた。このスーツが、現代のウイングスーツの原型となっていることは広く知られている。 パトリックが作ったスーツは画期的なラム・エア設計で実用的かつ安全で、1998年4月不慮の飛行事故で亡くなる前まで、数多くのスタントやコマーシャルをこなしていた。だが、 パトリックの鳥人間精神は彼と共に無くなることはなく、そしてBIRDMAN社は彼の精神を受け継ぐ使命にあり、パトリックの予言を実現させた。
「いずれ、ウイングスーツ飛行は、他のスカイダイビング競技と同じぐらいの人気を得る日がくるだろう。そして、わずか200回のジャンプ経験者でもウイングスーツで飛べる日がくるであろう。」
：パトリック デ ギャルドン氏、1998年亡くなる直前のParaMag誌のインタビューにて。

「ウイングスーツ」へのこだわり

私たちの旅立ちは容易ではありませんでした。 飛べるウイングスーツをどう作り出すかのみならず、どうやってそれを使いこなすかという課題に悪戦苦闘しました。さらに、本当に飛べるかどうかわからない状態で、それらをテストしなければならなかった。 しかしながら、試作スーツの一つ一つを、中には50％の成功率しかないものも含め、すべて試してきました。
だが、私たちにとっての最大の難関は、人々にウイングスーツ飛行が正しくかつ安全に出来ることを理解してもらうこと、ましてや「Sky God」である必要も無いことも。一部の国では厳格な処置が取られ、誰もが簡単に飛べぬよう非常に厳しい規制をひき、同時に、いくつかのドロップゾーンでは私たちを全く歓迎しませんでした。 スカイダイバー達は（現在でもまだ多くの場所で）最低500回のジャンプ経験が必要で、数多くの空間使用制限が全世界で導入されました。
それでも、私たちはめげませんでした。 今日、すべての大陸で、すべての国で、多くのひとたちが私たちの「翼」を着用しています。 BIRDMAN社は世界をリードするウイングスーツ・メーカーであり、世界で最も有名なスカイダイビング・ブランドであります。

BIRDMAN社のミッション

BIRDMAN社は、人間飛行の真の先駆者です。 我々は、飛ぶための最高級のウイングスーツ、アパレル、機器やファッションを作っており、その最高品質追求に我々は身を捧げてきました。
我々は、新しい知識や発想、新しい技術のために、あえて先頭に立ち、従来のルールや概念を打ち破っていきます。また、重要であるからこそ、安全性と飛行指導を推進して参ります。私たちの目標やビジョンをはるか先に見据えており、常に技術革新や開拓精神をもって新しい市場の追い求めていきます。
人間飛行を可能にしようと生還され、また亡くなっていった開拓者たち、勇敢な仲間たち、そして夢を見てきた皆にささぐ。